エクリン線とアポクリン線
【脱毛と体臭(ワキガ)】
皮膚の毛穴には汗腺があり、汗腺の種類には2つあります。全身に分布するのがエクリン汗腺で、腋の下や陰部などの特定部位に分布する汗腺がアポクリン腺です。 腋臭や体臭の主な原因はアポクリン腺から出る汗が細菌に分解されたときに発生するとされています。実生活ではワキガが気になるようですが、ワキガが脱毛で軽くなった例もあります。それは、臭いの元であるアポクリン汗腺そのものは、 脱毛しても毛穴の奥に残っているのですが脱毛し、毛がなくなることで菌の増殖をある程度抑えた結果です。症状は軽くはなりますが、根本的な治療とは言えません。もしも、ワキガの治療を考える場合は手術が必要です。 アポクリン腺は、ワキの下、陰部など生殖機能に関連した部位に分布しています。現に動物の社会では、異性を引き付ける芳香腺(フェロモン)としての重要な機能があります。体毛の種類も様々ありますが、脱毛の種類もそれぞれのケースに応じて様々な脱毛法・除毛処理法があります。ですから、
体毛の種類を知ることによって、その毛がかかえる問題も把握することができるようになります。そして、その対象に応じた正しい脱毛を行う事に繋がります。
成長期に体毛の変化を見ることができますが、この成長期の体毛の変化をつかさどるのが、性ホルモンのアンドロゲン(男性ホルモン)とエストロゲン(女性ホルモン)です。アンドロゲンは、眉毛から下の体毛を発育させる働きがあります。またエストロゲンは主として頭髪の成長を促します。アンドロゲンは皮脂腺を拡大するので、皮脂の分泌を活発にする働きがあります。反対にエストロゲンは皮脂腺を狭めるので皮脂の分泌が少なくなります。このアンドロゲンとエストロゲンのバランスが崩れると、体毛が生えなかったり、多毛になったりするのです。